「昭和史」と「昭和史 -戦後編-」を読む

半藤一利著「昭和史」と「昭和史 -戦後編-」を読む。両者共に厚めの本であるのにも関わらず、語り口調で書かれているのでとても分かりやすい。

ある事象が過去のどのような事象とどのように関連しながら起きたのか、という歴史の流れがとても分かりやすく、高校の歴史の授業(付録のような現代史)程度の認識しかない私には現代史の概略を掴むのに非常に役に立つ。昨年出版された中村隆英氏のものも改めて読みたい。

その中で何度か登場する「40年史観」という見方が面白い。明治維新から日露戦争、そして太平洋戦争が終わって昭和の終わりまで、ほぼ40年ごとに大きな転機が訪れているという見方。言われてみれば確かにと思う。順当に進めば次の転機は2030年頃でサイクルとしては衰退の一途を辿る番。

とは言え、このサイクルは何事もなければ今の私たちが作り上げて私たちが体験するものであるし、少なくとも現時点では白紙の未来。後から衰退の時代であったと言われたとしても、僅かでも良い方向に進めるのだと思いたい。

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